



飛騨高山の暮らしから生まれた
用の美をまとう服
乘鞍印(のりくらじるし)の乗馬ズボン
岐阜県・飛騨高山
山々に囲まれ、厳しい自然とともに生きてきたこの土地では
日々の仕事に耐えうる実用的な衣服が育まれてきました。
「乘鞍印」は、飛騨地方に伝わる作業着や乗馬用の衣服をルーツに持つブランドです。
地域に根差した生活の知恵と
日本人の身体感覚から生まれた服づくりを
現代の暮らしへとつなげています。

仕事着から生まれた、合理的なかたち
しゃがむ
歩く
跨がる
⾧時間身にまとう
こうした日常の動作に無理なく寄り添うため
立体的な型紙と独自の構造が用いられています。
装飾を削ぎ落としたその姿は、機能から生まれた自然な美しさを備えています。


素材と仕立て
綿100% の生地と50番手の糸を使用し、履き心地や
丈夫さなどこだわり抜いて縫われた「乘鞍印」。
複雑なパーツや立体裁断、イセ込みなどを駆使した
膝の溜まりは、ストレッチ素材がない時代に見出さ
れた縫製技術が詰まっており、人の手でしか作り出
せない他とは一線を画す製品です。
また、膝や尻は共生地の二重構造でとても丈夫。
ワークウェアとしてはもちろん、老若男女問わず日
常着としても着ていただきたい一着です。
現代の暮らしへ
乘鞍印は、過去の衣服をそのまま復刻するのではなく、現代の生活にふさわしい日常着として再構築しています。
乗馬ズボンだけでなく、外仕事や外遊びの良き相棒になってくれる衣服や、服飾小物も取り揃える乗鞍印。
作業着としても、街着としても。
年齢や性別を問わず、生活の中で自然に溶け込む一着として、⾧く愛用いただけます。


受け継がれる飛騨の衣文化
大量生産ではなく、必要なものを、必要なかたちで。
飛騨高山の風土と時間が育んだ衣文化を背景に、
今も変わらず、誠実な服づくりを続ける乘鞍印。
暮らしの中で使い、育てていく服の価値を、ぜひ感じてください。

乘鞍印の歴史
「乘鞍印」は、約百年前に騎馬隊の兵士が使っていた乗馬ズボンを持ち帰り
日々の暮らしの中で使いやすいようにとパターンを引き直して作り出されたものです。
⾧年このズボンを作り続けてきた株式会社サンエイが生産終了することになり
飛騨高山の「衣」の文化財を絶やしてはならないと
代表の峐下さんが、5代目乘鞍印として引き継ぐことになりました。
職人など履き手の声を反映し、時代に合わせてアップデートしつつ
次の百年へ向けて作り続けていきます。
