「心地よい緊張感漂うミニマルな造形を、素材感たっぷりに」
A comfortable, tense, minimalist figure with plenty of texture.
「心地よさ」と「緊張感」は相反するものではない。それは共存する。
ここでいう「心地よさ」とは、単なる手触りの話ではない。
例えるならば、男性のネクタイ、女性のピンヒール、音楽ならジャズやクラシック。
日常には、自分をワンランク上の大人へと導いてくれる「心地よい緊張感」がある。
それは住空間も同じこと。
安らぎの空間にもたらされる心地よい緊張感は、暮らしに上質なリズムを生み出す。
緩急のバランスが絶妙に保たれた空間には大人の佇まいが感じられる。
これこそHIRASHIMAが描く理想の空間。
インテリジェンスと常識、そして冒険心と情熱を兼ね備えた真の大人たちに捧げる「特別な日常」を、
これまでも、これからも、HIRASHIMAから。
HIRASHIMAの家具には共通して、「ミニマリズム」に通ずる研ぎすまされた美しさがあります。
また小細工的な造形の要素はできるだけ排除する一方で、
空間に置かれたときに強い存在感を放つような「ダイナミズム」もあります。
HIRASHIMAは、ミニマリズムを追求したデザインの中に生命を吹き込みたいと考えています。
その象徴的な存在となるのが「節」です。
節有り材が醸し出すナチュラル感と優しさはミニマルなデザインであればあるほど発揮され、
他に類を見ないHIRASHIMA独特の世界を創り上げています。
HIRASHIMAは、節のある無垢材を使用しています。従来、節は欠点とされ、家具では使われていませんでした。
しかし、私たちは、節が上手に配置された家具が放つ、木の魅力、存在感こそ、家具として「格好がいい」と考えます。節のある無垢材で作られた家具はひとつひとつ表情が異なり、世界にたったひとつだけの存在になるのです。
「ミニマリズム」と「ダイナミズム」…これらのすべての条件を一つの形に集約させ、徹底的に「美」を貫く。
こうして、ミニマルな造形を素材感たっぷりに表現しているのです。
それこそがHIRASHIMAのデザインコンセプト。
これらが一点一点のプロダクトに反映され、HIRASHIMA独自のスタイルを構築しています。
本を読みふける時間、暖をとる時間、手紙を書く時間、うたたねの時間。
それらの「時間」を一つの空間で体感することができたら、
今までにないコミュニケーションの「場」が生まれるのではないだろうか。
そんな発想のもとに生まれたのが、CARAMELLA(カラメッラ)です。
端正な佇まいを持ちながらも、従来の空間づくりにとらわれない、
新しい機能性を兼ね備えたプロダクトをご提案します。
もっと自由に、もっと大胆に、空間を解き放つ。
ひとつのプロダクトから生まれる新しい空間づくりが、ここから始まります。
LIBERIA(リベリア)とは、LIBERTA+SEDIA―つまり「自由な椅子」という意味の造語です。
ここには、ダイニングだから、リビングだから、ベッドだから、という概念はありません。
ソファのような椅子、ベッドのようなソファ、ソファのようなベッド…
それらは、心と体を柔らかくときほぐし、自由へと誘うものになるでしょう。
インテリアへの考え方を「自由」にすることで、暮らし方も「自由」になってゆく。
「HIRASHIMA」がご提案するのは、「寛ぎ」を軸とした「自由な暮らし方」です。
AGILE(アジレ)が目指したのは、「軽快な美しさ」。
それは決して、軽量化しただけの華奢なものでも、遊び心のない無機質なものでも、ありません。
「軽快な美しさ」とは、プロダクトの軽量化は元より、心までも軽やかにするものでなければならないと考えます。
AGILEは、軽やかで美しい暮らしを形づくるために生まれたダイニングシリーズ。
まるで女性のような柔らかな曲線も、軽量化や耐久性を高める中から生まれた形です。
実用性を徹底的に追求しつつ、木目や節の豊かな表情や漂う品格、
肌に触れた時の感触などを大切に一つひとつ丁寧に創り上げています。
そよ風のように、軽やかに、美しく生きるために。
HIRASHIMAからのご提案です。